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QactusCore-method

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STAGE-1

コードの構成音を特定する

コードというのは、たった3種類の音の組み合わせで成り立っています。
あなたがギターで鳴らすそのそれぞれの弦の音程がすべて、この3つの音程のいずかと同じであれば、そのギターの音は必ず「調和」します。

「音楽のしくみ」に関する必要な知識さえ持っていれば、誰でもコードネームを見ただけで、そのコードの構成音がイメージできるようになります。
ご心配なく、そのスキルを持ち合わせていなくても、この表さえあればコードネームから構成音が特定できます。
コード解読表[pdfファイル]

【QactusCore-Method】コード解読表

この表の使い方を説明します。

まず、何でもいいので簡単なコードをひとつピックアップしましょう。
とくに具体的なアイデアがなければ、とりあえず「Em(イー・マイナー)」のコードを例にして、次の手順を追います。

    [STEP]
  1. コードネーム内にある各記号を、「黄色い部屋」「赤い部屋」「グレーの部屋」にそれぞれ振り分ける
  2. この表で「黄色い部屋」と「赤い部屋」のそれぞれに該当する記号を、それぞれ同じ色のマスから探し当てる
  3. 「黄色い部屋」の縦列上と、「赤い部屋」の縦列上の「●」印が重なり合うそれらの音が、そのコードに「調和する音」です

…以上。要するに各列を慎重に探せば、あとは簡単。
ちなみに「Em」の正解は、「ミ」と「ソ」と「シ」です。

さて、早速ですが念のためにテストします。
次の5種類のコード、それぞれに「調和する音」を特定してください。

    [問題]
  1. D
  2. F#m
  3. Bm7
  4. Am(♭5)
  5. Gdim

何となくお気づきかも知れませんが、意地悪な引っかけ問題も混じっています。
みなさんが今後どんなケースにも対応できるように、という愛のムチです。

ひとつづつ解説します。

問1の「D」の「黄色い部屋」は「左から6列目」にありますね。
一方、「赤い部屋」ですが、コードは「D」の一文字なので「空室」の列、つまり「いちばん左の列」を選びます。

さあ、「黄色い部屋」の「D」の縦列と、「赤い部屋」の「空室」の縦列を重ね合わせてみましょう。
「レ」と「ファ#」と「ラ」、この3つの音がつまり「Dのコードに調和する音」ということになります。

【QactusCore-Method】コード解読表

続いて問2の「F#m」は、「黄色い部屋」に「F#」が、「赤い部屋」に「m」が、それぞれ当てはまりますね。
(この意味がわからないという人は「1.コードネーム」を再度よく読むこと)

「黄色い部屋」の「F#」の縦列と、「赤い部屋」の「m」の縦列を重ね合わせてみましょう。
「ファ#」と「ラ」と「ド#」、この3つの音がつまり「F#mのコードに調和する音」ということになります。


問3は「Bm7」、さあ、この辺りから意地悪な問題が続きそうです。

「黄色い部屋」に「B」が、「赤い部屋」に「m」が、それぞれ当てはまります。
では、残りの「7」は?

これは「必要だけど見ないふり」の、あの「グレーの部屋」の選択肢にあった「7」ですよね。(この意味がわからないという人は「1.コードネーム」を再度よく読むこと)

という訳で「7」は無視し、「黄色い部屋」の「B」の縦列と、「赤い部屋」の「m」の縦列を重ね合わせてみましょう。
「シ」と「レ」と「ファ#」、この3つの音がつまり、当ページ「Bm7のコードに調和する音」ということになります。


問4は「Am (♭5)」、これ、引っかけ問題にも見えますが、難しく考える必要なし。
「黄色い部屋」に「A」が、「赤い部屋」に「m (♭5)」が、それぞれ当てはまりますね。

この「m (♭5)」という記号は、他と比べると違和感ありますが、「赤い部屋」の中にきちんと「m (♭5)」という選択肢が用意されていることを確認しておいてください。

「黄色い部屋」の「A」の縦列と、「赤い部屋」の「m (♭5)」の縦列を重ね合わせてみましょう。
「ラ」と「ド」と「レ#」、この3つの音がつまり、当ページ「Am (♭5)のコードに調和する音」ということになります。

ちなみに「Am7(♭5)」というふうに、このコードには「7」がついてくることが非常に多いので注意しましょう。
並ぶ順番が変わろうが「7」は「7」なので、「7」を切り捨てた形、つまり「Am(♭5)」がイメージできればOK。


問5の「Gdim」も引っかけ問題と見せかけて意外に単純、「G」と「dim」に分ければいい、ただそれだけ。
…と思いきや、「赤い部屋」になんと「☆」マークが付いていますね、実は引っ掛け問題でした。

この「dim」というのはちょっと特殊なコードで、他のコードとは別の頭で「例外」なのだと考えましょう。
☆マークを合わせて4つの音、つまり「ソ」と「ラ#」と「ド#」と「ミ」が、「Gdimのコードに調和する音」です。

なので、仮にこの「☆」マークを無視し、3和音にしたとしても「調和」します。
ただ、「m (♭5)」とまったく同じ構成音になりますけど、ここでの目的は「調和する音」なので、つまり「セーフ」なのです。

もう既に落ちこぼれそうだという人は「☆」マークを無視して構いません、落ちこぼれるよりも遥かに生産的なので。


ちなみに、もしもまだ余力があるようならば、「赤い部屋」とまったく同じ使い方で、これを活用してみてください。
グレーの部屋[pdfファイル]

【QactusCore-Method】グレーの部屋

先ほどの流れで既に扱い方はわかる筈なので、解説は省きます。
この時点でピンと来ていないという人、難解になるのを避けるため、やはり当初の作戦通り「グレーの部屋」は無視しちゃって構いません。

……さあ、これでコードの構成音が特定できるまでにスキルアップしました。


ステージ1『1.コードネーム』
ステージ1『3.楽曲の「キー」』

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