Qactus

QactusCore-method

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STAGE-2

「調和する音」をギターに移す

【QactusCore-Method】セッティング音程比較1

この二つの違いを見比べてください。
開放弦の状態が変化していることがわかりますね。(下段、赤い文字の部分)

さて、いよいよ実際にコードネームから「そのコードに調和する音」を探し出します。


…と言いたいところですが、その前にひとつ、重大なお知らせがあります。
この図は、「実際の音程」を記したものですが、「そのコードに調和する音」をギターの指板上で探すには、必ず次の図を使用してください。

【QactusCore-Method】セッティング音程比較2

ご覧の通り、先ほどの図と比較すると、各音程がまったく違っていることがわかりますね。
その理由は、読み進めていくうちにわかってくるので、ここでは一旦スルーします。

ちなみにこの図は、Qactusと付き合う上では永久保存版として取り扱うべきものなので、プリントして目につくところに貼っておくとよいでしょう。(Qactusスターターズ・マニュアルにも記載されています)


「コードを見ながらギター演奏し、それに乗せて歌う」という範囲のものが目標ならば、必ずしも五線譜は必要ではありません。
それもまた、ギターという楽器が多くの人々に親しまれているひとつの理由だと思います。

インターネット上には、「歌詞&コード」を掲載したウェブサイトがたくさんありますが、Qactusを使用する上では、「キーを変える機能」が付いているウェブサイトが好都合。
QactusCoreにアップされている内容は基本的に、そのような機能が付いているウェブサイトを参考に各投稿者が作成している筈なので、もしもピンと来なければ、参考用にいくつかのQactusCoreを見てみるとよいでしょう。

Qactusを2フレットに装着した場合、その「歌詞&コード」を掲載したウェブサイトの「キーを変える機能」を使って、必ず「-2」の状態でコードが表示されるようにしておいてください。
その状態で表示されるコードたちは、オリジナルアーティスト(またはグループ)のその楽曲のキーとは「表示上」異なりますが、その表示に従ってギターを奏でると、結果、オリジナル音源とまったく同じキーになり、その音源と合わせて演奏ができます。

くどいようですが、つまりQactus使用時は「表示されているコードネームと、実際に“音”として鳴っているそのコードは、音程が異なる」ということです。


この時点でチンプンカンプンだという人、それ以上考えなくても大丈夫です、しっかりと助け舟を出すので。
ひとまず先ほどの説明に従い、ウェブサイト上の「歌詞&コード」は「-2」の状態で表示されていることだけ、しっかりと確認しておいてください。


さて、いよいよそれぞれのコードネームを分解し、「3つの部屋」に振り分けていきますが、方法は既にご存知の通り。
そのコードの構成音が特定できたところで、次の手順を追っていきましょう。

  1. 「そのコードの構成音が、各開放弦の中にあるかどうか」をひとつひとつ確認し、見つけた場合、それらの弦には指を置かないようにすること(たくさんあればあるほど、演奏時の「作業」負担が減ります)
  2. それ以外の弦には必ず指を置きますが、なるべくQactus側に近いフレットで構成音にあたる位置を探し、指を置く(どの指が相応しいか考えながら、最も無理のないフォームで)

以上でコードのフォームが特定できるようになります。

ただ、実は3つの構成音だけでは、演奏の際の煩わしい「作業」を軽減させる手段として、むしろ選択肢を狭めてしまいます。
ラーメンでいうところの「トッピング」、つまり「グレーの部屋」にある要素は、「作業」を軽減させるためにはむしろ好都合なものなのです。

実は「グレーの部屋」に入る可能性のある要素はすべて、たとえ「空室」だったとしても任意で付け加えることのできる音たちだったりします。
「赤い部屋」の「空室」に関しては勝手に何かで埋めることは許されませんが、「グレーの部屋」の「空室」に関しては、音楽的な「調和」…つまりみなさんの耳に「心地いい響きだ」という実感が明確に有りさえすれば、ラーメンのトッピングのようにお好みで海苔やモヤシやコーンを乗せることができるのです。

なので困った時はとりあえず乗せてみて、不快な「不協和音」になっていないかどうか「耳」で確かめつつ、トッピングもうまく活用していけば、演奏上の煩わしい「作業」を軽減させる選択肢は広がります。

とはいえラーメンの味をぶっ壊すようなトッピングも多いので、それなりの注意と覚悟が必要。
実際は「グレーの部屋」のうち、「7」と「M7」をうまく扱えるようになれば充分です。

また、「赤い部屋」の「m」(マイナー)の記号が付いたコードに関しては、ほぼ99.9%、「グレーの部屋」の「7」をトッピングしても機能するので、よければその都度ぜひ試してみてください。
ただし、「m」と「7」の組み合わせは、「m」味のラーメンの味を薄めてしまう性質があるので、有りか無しかの判断は必ず「耳」で行なうように。

ちなみに「赤い部屋」と「グレーの部屋」が共に「空室」の場合、「グレーの部屋」でいうところの「7」か「M7」のいずれかが調和する可能性が相当高い確率であります。
「音楽のしくみ」をもとに論理的に導き出すのに比べると少々非効率ですが、選択肢は「7」か「M7」か「なし」ぐらいなので、3つ試してみて「あ、いいかも!」と率直に感じた音は、セーフにしても良いと思います。

あと、状況によってですが、トッピッグメニューの中にある「add9」という音は、「赤い部屋」が「空室」である時に限り、試食してみてもよいと思います。
これは豚骨ラーメンの味を味噌ラーメンに換えてしまうほどの強さを持った食材ですが、うまくハマればとてもよいトッピングアイテムで、開放弦にこの音が紛れている可能性は大きいので覚えておくと便利です。

「調和する音」の選択肢が多ければ多いほど、開放弦を使用できる可能性が増える訳ですから、トッピングに関しては上手にチョイスできるようになるといいですね。
念を押しますが、有りか無しかの判断は必ずその「耳」で行なってください。


そんなこんなで、せっかく探し出した指の位置を忘れてしまわぬよう、便利なノートを用意しましたので、よければどうぞ。
QactusCore Note-1[pdfファイル]

【QactusCore-Method】Note-1

ちなみに今後、Qactusを2フレット以外に装着する可能性もあるので、その際にはこっちをどうぞ。
QactusCore Note-2[pdfファイル]

【QactusCore-Method】Note-2

2フレット以外のセッティングでアレンジされた投稿も既にある筈なので参考にしてみてください。
市販のカポタストと、Qactusとのコンビネーションで、ある程度の範囲ですが、キーを微調整できるようになります。

例えば、こんなふうに

【QactusCore-Method】カポ

ただし、ギターの構造上、あまりハイフレットにセッティングするといろいろ不都合が起こり得るので、くれぐれもほどほどに。
いえ、余力のある人は…なので、ない人は今やるべきことに集中しましょうね、まだまだいろいろあるので。


ステージ2『1. Qactusの仕組みを知る』
ステージ2『3. 4つのフィルター』

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