Qactus

QactusCore-method

Contents

pagetop

STAGE-3

R指定・追加講義

……さて、ここに残ったあなたは音楽理論に精通している筈なので、そのスキルに委ねつつザックリと説明します。

1〜2弦がレギュラーセッティングの音程と同じ(つまり開放状態で1弦E、2弦B)である以外、Qactusはいわゆる一般的な「2カポ」の状態であると考えて差し支えありません。
これまでにカポタストを何度か使用したことのあるギター経験者ならば、カポタストの用途は既にご存知のことと思うので、野暮な説明は省きます。

お察しの通り、Qactusを2フレットに装着した場合、演奏者が意識するキーはいわゆるトランスポーズ「-2」の状態になります。
たとえば「Key of E」の楽曲を「2カポ」で演奏する際、演奏者は「Key of D」の意識でギターを弾く訳です。

つまり、ここまでで説明した「Qactusと相性の良いキー」は、もちろん実際そこに物理的に発する和音としては

・A
・D
・E

この計3種類なのですが、Qactusを2フレットに装着した状態で上記それぞれのキー楽曲を奏でた場合、演奏者が意識する楽曲キーは

・G
・C
・D

つまり、こうなりますね。

これらが、「開放弦を多用できるダイアトニックコードたち」を有する、ビギナーにとって作業負担の少ないキーである、ということです。
既にQactusCoreにアップロードされているいくつかの例を参考にするなどしつつ、あとはあなたのその経験者としてのスキルとセンスと熱意で、大勢のビギナーを導いて差し上げてください。


蛇足ですが、ビギナーにとって、演奏に関する煩わしい「作業」を減らす方法は、実際には「Qactus」という選択だけではないことにはもうお気づきでしょう。
オープンチューニングなどで、開放弦を多用したりボイシングをいい感じにしたりするのはよくあることですよね。

しかし、まったくのギター未経験者にとって「ペグをひねること」というのは我々が想像するよりも遥かにハードルが高いのです。
標準チューニングでさえ、挫折する人も少なくないのだから。

だからこそ、「差し込んで完了」という極めてシンプルな「Qactus」という選択がビギナーにとって大きな助けになるのです。
初期段階の最も過酷な時期をできる限り楽しく、できる限り易しく、できる限り長い時間ギターと接することのできる状況を、QactusCoreというプラットフォームを介し、たくさんのビギナーたちに供給してあげてください。


ステージ3『a. その楽曲は、Qactusと相性の良いキーでできているか?』
ステージ3『b. 使用されているコードが、多くとも10個程度に留まっているか?(あるいはアレンジでその程度に留められるか)』

pagetop