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Recreation Program

未知数の可能性の引き出しを開こう

Qactusを用いた授業や講演、レクリエーションにおいて、効率的かつ理想的な導き方を熟知した指導が必要な現場には、Q-sai@楽器挫折者救済合宿の講師を派遣いたします。お問い合わせ・ご依頼はこちらから

リハビリテーション、施設でのレクリエーションを行なう皆様へ

Qactus-カクタス リハビリテーション、レクリエーションを行なう皆様へ

音楽療法の効果

音楽を療法として活用する現場が増えています。

このような活動が各地で進むにつれ、音楽が身体に良い影響を与えるということが具体事例として多数報告され、音楽療法の効果は広く知られるようになりました。

音楽療法には大きく分けて二種類あります。

  • 受動的音楽療法
  • 能動的音楽療法

前者はリスニングなど、聞こえてくる音楽に対し「感じること」を主体としたもので、リスニングから得られるリラックス効果によって日々のリハビリテーション、介護、食事などの習慣を現状よりも滑らかにするというメリットがあります。

それに対し、後者は自ら演奏したり歌ったり踊ったりといった明確なアクションを伴う療法で、受動的音楽療法と同じくリラックス効果が期待できる他、物理的な身体的活性によって様々なメリットをもたらします。

また、「指は第二の脳」とも言われ、指先を積極的に動かすことで脳への刺激が活性され、記憶力アップや認知症予防などにも効果があることは既に広く知られていますので、それを踏まえれば、指1〜2本程度でコード伴奏を可能とするQactusがこれらの改善に有効であることは容易に想像できます。


より大きな効果を期待できる“楽器演奏”

音楽は、聞くだけでも脳の複数の部分に働きかけ脳全体を非常に活性化させますが、楽器演奏に至っては、脳は、全身運動をしている時と同じように活動し、単純に音楽を聞くよりも信号伝達が活発化するだけでなく、多くの情報を同時に処理することがわかっています。

能動的音楽療法の中でも高度な「楽器を演奏する」というアクションはより効果的とされており、実際に運動機能を高めることで得られるフィジカルメリットはもちろんのこと、グループ演奏やアンサンブルなど大勢で共に取り組むことでコミュニケーション能力やADL(習慣的な日々の基本動作)の向上が期待できると言われています。

これらの取り組みにより、以下の症例改善が確認されたという報告があります。

  • ストレス
  • 睡眠障害
  • 記憶力や注意力の低下
  • 協調性の欠如
  • うつ症状
  • 無気力
  • 妄想、幻覚
  • 食行動の異常
  • 認知症
  • 徘徊 など

現状、楽器を使用した音楽療法で比較的扱いやすいとされているのは、音階のないシンプルな打楽器類、例えばカスタネット、タンバリン、トライアングルなどです。

基本的に「楽器は難しいもの」という考えが昔から世の中に浸透しており、能動的音楽療法に上記のような楽器以外はなかなか取り入れにくいというのが実情のようです。


能動的音楽療法の現場に於けるギターの可能性

特にギターはそもそも挫折者が多く、また、一定期間の本格的な修練が必要となるため、演奏者を招いての受動的音楽療法には活用されているものの、参加型の能動的音楽療法には不向きとされてきました。

ですが、技術面のハードルを抜きにさえすれば、ギターは音楽療法に取り入れるメリットの多い楽器なのです。

  • 手軽に持ち運べる
  • 伴奏に必要な和音とリズム(=ビート)を一人で奏でられる
  • 管楽器などのように口を塞がないため、一緒に歌うことができる

これらの条件を兼ね備えた生楽器はギター以外にほとんどなく、やはりギターも音楽療法の現場に積極的に導入されるべきではないかと感じています。

Qactusは「ギター挫折者をゼロにする国際特許」として開発されましたが、その独自の機能により、現代音楽療法の可能性を広げる選択肢のひとつであるとも言えるでしょう。


機能回復のためのリハビリテーションの一助として

また、病気や事故による指の欠損や運動機能障害を持つユーザー様からは「Qactusのおかげでずっと弾いてみたかったギターを弾くことができた」「もう二度と弾けないと思っていたギターをもう一度弾くことができた」という喜びの声を多数いただいています。

左手の指1本の押弦と右手の撥弦(=弦を弾く)から演奏することができ、自身で難易度をコントロールすることのできるQactusは、反復する必要のある機能回復運動をギターの練習と置き換えることで、「好きな曲で楽しみながらリハビリテーションすることができた」とのご報告もいただいています。(詳しくはQactus開発者ブログ『Qactusユーザーからのメッセージ』をご覧ください)

一般的に言う“音楽療法”とは異なりますが、機能回復のためのリハビリテーションの一助としても、Qactusは充分にご活用いただけると思います。


すべての人に演奏する楽しみと喜びを

これまで一部の人々にのみ許されてきた「自らの手で楽器を弾き、歌う」という体験を、Qactusがすべての人たちのものにしました。

更に仲間たちと一緒にやり遂げることで、より高い次元の達成感が味わえるなど、期待以上のメリットをもたらすのではないかと考えています。

ぜひ皆様の現場でもQactusを使ったギター演奏の導入をご一考ください。音楽と演奏体験を通して、たくさんの笑顔と感動が生まれることを願っています。

きりばやしひろき
Quiree代表取締役 / Q-sai@楽器挫折者救済合宿 主宰

Contents

Qactus カクタス

Qactus(カクタス)

ギター挫折者と未経験者を救う、ギター演奏アシスト特許ツール。難しい曲も楽しく練習できて、いつの間にか上達することができます。楽器演奏経験ゼロでもわずか数時間の練習でアコギ弾き語りが可能。音楽知識も不要です。

Trial-16 トライアル16

Trial-16(トライアル16)

Qactusを使用し、最も効率良く最短距離でギター演奏に最低限必要なスキルを身につけることができる、ゲーム感覚の初級者向けギター練習教材です。経験者のストラミングスキルチェックにも是非ご活用ください。すべて無料でご利用いただけます。

1up stage 1アップ・ステージ

1upStage(1アップ・ステージ)

Qactusを使用して指1〜2本での演奏に慣れて来たら、1upStageに挑戦し、Qactus卒業を目指しましょう。QactusCore、trial-16共通でご使用いただけます。

QactusCore カクタスコア

QactusCore(カクタスコア)

指1〜2本で演奏することのできる、世界一簡単なQactus専用ダイアグラム(コードフォーム)集。洋邦楽共に随時更新。すべて無料でご利用いただけます。

QactusCore-Method カクタスコア・メソッド

QactusCore-Method(カクタスコア・メソッド)

これを理解すればQactusCoreが作成できる、ギター経験者のためのQactusCoreガイドブック。このメソッドを学ぶことでQactusCoreを作成できるようになるだけでなく、コード構成音、テンションノート、ダイアトニックスケール、ダイアトニックコード、移調など、音楽理論の中にある非常に重要な部分を理解したことになります。音楽理論挫折者にもお勧め。

Voice of the developer - Qactus開発者サイドの声 公式ブログ

Voice of the developer - Qactus開発者サイドの声

Qactusの機能や正しい使い方はもちろん、上達のためのコツや練習方法のアドバイス、常にビギナーに寄り添い続ける開発者きりばやしひろきのQactusに込めた思いや開発秘話など、より深くQactusについて知ることのできる公式ブログです。ビギナーの皆様だけでなく、経験者の皆様にも興味深くお読みいただける投稿が盛りだくさん。是非ご一読ください。