Qactus-カクタス、ギターでどう実演したらいい?
- 2018.04.12
- Qactus-カクタス
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ギターに挫折していくビギナーを救いたい
時々、各地の小売店さんから直接問い合わせがあります。多くは「Qactusの機能を人に伝えたいんですが、どう実演したら伝わりますか?」といった内容。
「Qactusをきちんと伝えたい」、つまりそれは「挫折していくビギナーを救いたい」という熱意の表れ。本当にありがたいですし、やはりこちらも何とかその期待に応えて差し上げたいと思っています。
これまでに、開発者Blogだけでも相当な数の投稿をしてきました。また、公式サイトもご覧の通り情報量が非常に多く、“ちょっと興味がある”程度の方に隅々まですべてのテキストをご覧いただくことをお願いするのはおそらく難しいでしょう。
要するにQactusは、そのものをきちんと伝えるのが難しい代物である、ということです。だからこそ、販売店さんもどう説明したらいいのか頭を抱えてしまう訳ですね。
ギター挫折者をゼロにするもの
たとえばテレビやラジオ、雑誌などで「Qactusをひと言で表してください」と言われたら、私はこう答えるようにしています。
「ギター挫折者をゼロにするモノ」です、と。
これが一番分かりやすく、その先の説明はあってもなくても、とりあえずほとんどの人が「何のためのモノなのか」ということはイメージできるようです。
その先の必要な情報はすべて公式サイトが説明してくれるので、挨拶代わりには充分なキャッチフレーズだと思っています。
Qactus-カクタスを分かりやすく説明するために
さて、そんな漠然とした答えが返ってきたら、その先を聞かずにはいられない人も当然出てくることと思います。
そうなったら、実際にQactusとギターを使い、目の前でを実演してみてください。そのためのpdf資料をご用意いたしました。
ここでは、たった1〜2分で誰にでもできてしまう、Qactusデモンストレーションのほんの一例を紹介します。
まるで手品を披露するような感覚で、ぜひ目の前で驚かせてみてください。
その前に、必要な資料が一枚だけあるので、以下からダウンロードし、できればプリントアウトしてください。
Qactusデモンストレーション用PDF
1upStage_A4_web
↑クリックしてダウンロードしてください。
これを、お相手と一緒に見ながら、楽しく進行しましょう。
最も簡単なデモンストレーション
まず、Qactusを取り付けない状態のギターで、コード「D」と「G」をポロロンと交互に鳴らして見せてあげてください。(※ギターが弾けない方はこのブログの下部にある動画をご活用ください)
その際、一緒にPDFを見ながら、以下のような「ギターの難しさ」を説明すると、より分かりやすくイメージしていただけるはず。
- すべてのポジションを1アクションで押さえる
- 「D」のように、6弦を鳴らしてはいけないコードが沢山ある
- 親指でミュートし、6弦の振動を妨げるという作業
- 他の弦に触れぬよう、指の角度は指板に対して垂直に
次に、Qactusを2フレットに装着し、今度はPDFにあるダイアグラムの「黒丸」のみを押さえ、先ほどと同じようにコード「D」と「G」をポロロンと交互に鳴らして見せて差し上げてください。
先ほどとは違い、指1本でのコード運指になるので、見ているだけでも「これならできる」という実感が得られるはず。
また、Qactusの特徴のひとつである「Qactus装着時は6本の弦すべて弾いてOK」という補助機能によって、撥弦するほうの手(通常は右手)に視線を落とす必要はなく、慣れるまでは運指(通常は左手)に集中できるというメリットも加えて説明できると、Qactusが如何にビギナーの作業負担を減らしてくれるかがイメージできると思います。
ここから1upStageへ
このようにビギナーを襲う初期段階の作業負担をQactusが軽減してくれるということは伝わったはずです。
しかし、Qactusの真骨頂はここから。
Qactusは「作業を簡単にするもの」ではなく「すべてのビギナーを本来の軌道へ送り届けるためのもの」なので、ここから先をきちんと伝えなければなりません。
各コードのダイアグラムには「白い記号」があります。
現在押さえている「黒丸」に、「白い記号」のうちの好きなもの(押さえやすいもの)をひとつ追加し、先ほどと同じようにコード「D」と「G」をポロロンと交互に鳴らして見せて差し上げてください。
現状、指2本ずつのフォームで「D」と「G」のコードチェンジを行なっている状態となります。
「白い記号」のどれを先に選んでも、基本的にそれぞれのコードに調和するのがQactusの上達プログラム『1upStage』です。
この要領で、段階を追って押弦ポジションを増やしていき、最終的にはすべての「白い記号」を押さえながらコードチェンジができるところにまで進化します。(もちろん「黒丸」も押さえた状態)
ここまできたら、Qactusをギターから外し、通常の「D」と「G」のコードフォームで気持ちよくギターを鳴らすことができる、といった流れをイメージしていただけたら大成功。
ちなみに、Qactusの脱着によってキー(=調性)が変わりますが、あくまでも運指トレーニングのためのプロセスなので、キーの差異に関しては無視してOK。
このように、ビギナーに試奏していただく必要もなく、目の前で手品を披露するような感覚で気軽に行なえるデモンストレーションです。
活字での説明では少々複雑に感じられるかも知れませんが、整理すると
- Qactusなしで「D」と「G」のコードチェンジを2〜3回ほど弾き、「ギターの何が難しいのか」を説明
- Qactusを装着し、指1本のフォーム(黒丸のみを押さえた状態)で、同じく2つのコードを弾いて見せる
- 「白い記号」をひとつずつ足しながら、コードフォームを進化させる過程を見てもらう
- 全部押さえられるようになったらQactusを外し、普通にギターを弾く
たったこれだけ。
流れさえ掴めば、わずか1分程度で実演でき、すぐに目の前の友だちを驚かすことができます。
Qactusを知っていただくことの重要性
統計上、8割のビギナーが挫折すると言われているギター。
今回のデモンストレーションによって、また一人、ビギナーがQactusの機能を知り、挫折せずに本来の軌道に乗ることができるチャンスを掴みます。
販売店の方々だけでなく、もしも身近に「ギターに挫折してしまった人」や、あるいは「これからギターを始めようとしている人」がいたら、Qactusがビギナーの助けになることを示すこの簡単なデモンストレーションで彼らを驚かせてあげてください。
ちなみに「デモンストレーションしたいけれども、そもそもギターが弾けない」という方、ご心配なく。
ご存知の通り、既にQactusの機能を理解している人にとってQactusは強い味方になります。
今回の投稿で示した通り、Qactusで実際にDとGのコードを繰り返し練習することで誰でもギターが弾けるようになるので、ギター未経験者でもすぐにこの程度のデモンストレーションなら実演できるようになります。
Qactusを正しく理解することで誰にでもギターが弾ける、という実感とともに、その喜びをぜひ、必要な方々に分けてあげてください。
また、公式サイトで使用できる無料教材「Trial-16」はすべてのビギナーの助けになる非常に価値のあるマテリアルなので、ぜひ教えてあげてくださいね。
関連リンク
ギター挫折者をゼロにする『Qactus-カクタス』
公式サイト内「販売店の皆様へ」
http://qactus.jp/jp/qactus/vendor/
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