Trial-16(トライアル16)でギターを始めるメリット

Trial-16(トライアル16)でギターを始めるメリット

ギター界隈の実情

つい先日、某大手ギターメーカーが「特に女性に関してはビギナーの9割が挫折している」という驚くべきデータを発表しました。

10人に1人しか続かないというのは、言い換えれば従来の方法では基本的にギターが弾けるようにはならないということす。
 

常々申し上げている通り、この現状を悲劇だと思ってます。
 

この問題とはまた別に、ローズウッドなどといった非常に重要なギター材の厳しい取引規制(主にワシントン条約)が逆風となり、世界のギターメーカーに甚大な打撃を与えています。

環境保護の観点からの誤解がないよう触れておきますが、上記ワシントン条約の規制強化に関してはギター材というよりは木材を大量消費する他産業に対して強化された規制であるということと、実は希少のローズウッド材を偽装したインディアンローズウッド材など絶滅危惧とは無縁の材に対して違法取引を阻止するためにすべての樹種に対し極めて大雑把な規制がかかるなどの影響であり、実際にはギターに使用される量などは消費材全体のほんの微々たるもので、その線引きさえきちんと成されれば、森林も楽器需要(=音楽文化)も健康的に循環させることができるのですが、残念ながらその事実はほとんど世に知られていません

このように、楽器業界あるいは音楽文化そのものにとって深刻な問題が日々飛び交っております。
 

ギターの市場が活性し、楽器産業が世界の経済に重要な役割を果たしているのだという強い立場を取り戻せたら、状況は変わるか、あるいはそれに代わる材の開発などで新たな道は切り開かれるものと考えており、文化的にも経済的にも楽器人口を増やすという取り組みには非常に大きな意義があります

そのような意味でもQactusは、あらゆる問題解決への挑戦をしなければと考えています。
 
 
 

ギターに挫折したビギナーを「救う」だけでない、Qactusの基本コンセプト

Qactusは発表当初から「ビギナーの8割と言われるギター挫折者を救う」という目的に絞り、インターネット上で公開されているQactus専用マテリアル「QactusCore」をベースにプロモーションしてきました。

しかし上記のような問題を受け、今やQactusがカバーすべき領域は「挫折した人」だけでなく「これからギターを始める人」にまで広げるべき状況にあると考え、実は年明けから新たなマテリアルの開発に取り組んでおりました。
 
 
 

そもそものQactusの役割

一般的にビギナーが手はじめにやることは、一般的には指板上の決められたポジションに指を置き、弦を押さえたり位置を変えたりといった「運指」ですよね。

この運指がうまくいかずに挫折してしまうビギナーを救うためのあらゆる助言を「機能」としてツールと初級者メソッドに凝縮したものが、つまりQactusスターターズキットなんです。

…が、実はこれだけのために開発されたものではないんです。
 
 
 

中上級者のスキル不足をも補うQactusのマテリアル

2003年から月イチ以上のペースで開催し続けているQ-sai@楽器挫折者救済合宿の現場で多くの挫折傾向を長年研究分析した末に、ある程度上達し挫折リスクを乗り越えたプレーヤーにさえ多く見られるストラミング(=撥弦)スキルやリズム感の欠如が、実際に社会人プレーヤーの伸び悩みの原因となっている傾向を特定し、その抜本的な対策と有効な手段を探ってきました。

実は、その問題を補うための仕組みがQactusスターターズキットには既に投入されており、実際に現場で大きな成果を上げています。
 

ギターにとって本来コードを押さえること以上に重要であるはずのストラミングは、ビギナーが初期段階から明確に意識することでバランス良く得ることができるものなのですが、従来の初級者メソッドでは運指にそのほとんどの集中力を削がれるため、初期段階ではその実現は困難でした。

Qactusはこのような問題に対し、初期段階で「運指の作業負担」を軽減させ、最初から「音楽表現」への意識とスキルアップをバランスよく行なえる状況づくりに成功しています。
 
 
 

すべてのビギナーにとっての救世主、Trial-16

ちなみにもちろんこの仕掛けは同じくQactus専用インターネット無料教材「QactusCore」にも備わっていますが、誰でもすぐに気軽に楽しく演奏できるQactusCoreとは対照的に、「Qactus卒業へ最短距離で導く集中型プログラム」の必要性が、我々メーカーサイドでは徐々に高まっておりました。

そのような経緯で、新たな無料インターネット教材として、Qactus公式サイトは「Trial-16(トライアル16)」を公開しました。

カクタス卒業までのイメージ

 

Trial-16は、より詳細な演奏スキル向上と、Qactus卒業に最短距離で導くことを目的としており、挫折を克服したいというビギナーはもちろんのこと、これからギターを始める未経験者にも非常に効率よく安全に上達への階段を登っていくことができるため、より多くのビギナーを救い得る有効打として期待されています。

ゲーム感覚で遊んでいるうちに初級者スキルをマスターできる、年齢や経験を問わない直感的で娯楽性の高いギター教材です。

“QactusでのギターレッスンTrial-16イメージ"

 
 
 

1upStageとのコンビネーションで初級者ギター史上最強の教材に

Trial-16をクリアし、更にQactusの真骨頂「1upStage」によって実践的な運指力を養った頃、つまりQactus卒業を迎えた頃にはなんと、ビギナーの身体は下記のスキルが宿った状態となります。

  • コードフォーム形成力
    「指を立てて他の弦に触れない」など、コードを押さえるために必要な感覚を養う
  • 必要充分な押弦力
    ギターはビギナーが思うよりも弦が硬く、とくに1フレットの弦はきちんと押弦するための力加減と感覚が必要
  • ストラミング感覚
    撥弦する感覚を掴む
  • 運指感覚
    崩す→形成のタイミングや、軸指を追う感覚を得る
  • 伴奏力
    コードチェンジの際の音途切れを補うコツを掴む
  • スライド奏法
    指を弦上で滑らせて他のフレットへ移動させる感覚を掴む
  • ストロークスキル
    オルタネイトストローク、その他、汎用性の高いストロークへの対応力
  • ミュートのコツ
    6本の弦を瞬時に消音するテクニック、余韻のコントロール
  • 表現力
    ニュアンスを、最も原始的な「模倣」によって養う
  • セーハ攻略
    Fコードをはじめセーハで挫折するビギナーは非常に多いですが、Trial-16では最も効率よくバレーコードを形成できる運指パターンの繰り返しにより、少々の時間をかけてセーハを攻略して行きます
  • シンコペーションへの対応力
    弱拍を強調するリズムを奏でる感覚で、これはビギナーに限らずきちんとできていない社会人プレーヤーは多いです
  • パルス感覚
    弾き語りへの対応力、ハシりやモタりの解消、グルーヴなど、あらゆる楽器演奏の基礎となる極めて重要なリズム感覚。この感覚が宿っていないプレーヤーの演奏は基本的に真似事の域を脱しませんが、一見上手に見えてもきちんと宿せていない人は非常に多いです

 

以上、これらは従来の初級者用マテリアルではカバーできなかった領域であり、Trial-16でギターを始めるメリットは計り知れません。
 

“Qactus、1upStageによるギターコードフォーム指板上のイメージ"
“Qactus、1upStageによるギターストロークのイメージ1"

1upStageによるギターストロークのイメージ2

Qactus、1upStageによるギターストロークのイメージ3
Qactus、1upStageによるギターストロークのイメージ4

 

また、「そんなにたくさんのコードは覚えられない」といった理由もギター挫折者は時々口します。

この問題にもQactusは真正面から向き合い、結果、Trial-16で使用されるコードはたったの8種類に留められています。

暗記力依存ではなく、運動力を高めることに特化した教材であるということも、この辺りから垣間みれますね。

以上のような観点から、ビギナーの8割(〜9割)を挫折させ続けている従来の方法で果敢に挑むのと、初級者スキルがゲーム感覚でマスターできる「Trial-16」に挑むのとでは、圧倒的なメリットの差があることは容易にイメージできるでしょう。
 
 
 

「間違いを覚えてしまうリスク」をも完全にカバー

個人練習というのは、もちろん上達のために必要なものですが、間違ったことを思い込みで覚えてしまうリスクも側面として併せ持っています。

教えてくれる「先生」が居ればすぐに正してもらえますが、そうでない場合には「これで本当に合ってるのかな…?」と不安になるでしょう。

Trial-16では、練習中『2回に1回』お手本が再生されるため、目と耳で確認でき、「あれ?もしかして今、間違えたかな?」という自己判断がしやすくなっています。

“Qactusでギター上達を目指すTrial-16のイメージ"

これにより、独学でギターをマスターするための環境づくりは、Qactusスターターズキットひとつでカバーできるようになったということです。
 
 
 

まとめ

このように、ビギナーの挫折原因を徹底的に叩き潰すために研究開発されたQactusスターターズキットは、Trial-16の登場によって、まさに水泳でいうところのビート板自転車でいうところの補助輪のように、ギター導入時からすべてのビギナーを最もバランスの良い状態で、且つ、効率的に「8割のビギナーが挫折する壁」を乗り越えさせてくれるものとして、きっと正しく世に広まっていくことと思います。

くじけたら、カクタス」を掲げてきた国際特許は、史上最強のギター教材「Trial-16」によって「ギターをはじめるなら、カクタス」という新たな領域へと既に突入しています。
 

引き続き「ギター挫折者をゼロに」の夢へ向かって邁進します。

ギター挫折者をゼロにする『Qactus-カクタス』公式サイト内
ゲーム感覚のギター初級者向けトレーニングメニュー
Trial-16(トライアル16)
http://qactus.jp/jp/trial-16/