Qactus-カクタスはエレキギターでも使える？

タイトルの通り「Qactusはエレキギターでも使えるの？」という質問は多いです。

エレキギターで挫折する人も同じように多いということですよね。

Qactusはアコギ専用として開発されましたが、実はエレキにも装着可能なんです。

ただし、エレキギター用に調整されていない事情で、ファインピッチ（=音程の微妙なズレ）と、テンション（=弦の硬さ）に若干の不都合が生じる可能性があります。

また、Qactusに備えられた「ギター挫折者を救うための3つの機能」のうち、「ギターの状態を示す機能」に関してのみ、エレキギターには作用しません。

それらさえ目を瞑ればQactusはエレキギターでも使用できますし、私も手元にアコギがない時はエレキ（フェンダーUSAテレキャスター）でQactusCoreを作ったりすることもあります。

なので、どうしてもエレキギターで使用したいという人は、上記を踏まえた上でなら使用してみてもよいかも知れません。

エレキギターとアコースティックギター

ちなみに「挫折傾向」という意味では、エレキギターの場合、アコギのそれとは少し意味合いが違います。

エレキギターはアコギのように必ずしも「それ単体での伴奏を主体とする役割」であるとは限らず、Qactusが導くコードストローク以外にもエレキ特有の演奏技術や知識を磨く必要があります。

Qactusはエレキ向けの演奏法に対しての養成機能を備えていないため、「アコギ専用」として開発しました。

しかしながら、実はエレキギター派の中にも意外とアコギ派がいるということも分かっています。

主に住環境の事情で「アコギの練習用にエレキを使用している」という人は少なくありません。

アコースティックギター派の人にとっては、アンプに繋ぎさえしなければエレキギターは消音ギターとして活用できるという発想も、とくに日本ではよくある話。

そうなるとエレキ用のQactusが欲しいと思うのは当然のことですよね。

カクタスをエレキで使用したい

エレキはアコギに比べて弦の張力が甘く「充分な力でしっかり弦を押さえる」という意味ではハードルが低いため、挫折しにくいとも言えます。

ただ、エレキはエレキ特有の演奏法があるため、トータルではエレキとアコギどちらが挫折しやすい／しにくいといったことは明言しづらいのです。

いずれにせよエレキギターでも初期段階の壁に挫けそうになってしまった人は、それ用に開発された品ではないにせよ、それを乗り越えるためにQactusを活用しても良いのではと思います。

ただし、前述の通り、

• ファインピッチ（音程の微妙なズレ）
• テンション（弦の硬さ）
• ギターの状態を示す機能

…の三点に関しては、Qactusが本領発揮できない可能性があることをよく踏まえておいてくださいね。

基本的に取り扱いのある楽器店には試奏用のQactusを提供しているので試してみるといいかもしれません。

ちなみに、Qactusをエレキギター用にチューンナップする方法も公開しています。
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