QactusCore-カクタスコアの簡単コードを進化(=1upStage)させる方法
- 2018.04.04
- QactusCore
- IN, MIDI, OUT, アコギ, アコースティックギター, アルペジオ, アンプ, アンプ系, エフェクター, エフェクト, エレキ, オーバードライブ, カッティング, カット, キーボード, ギターアンプ, ギターエフェクター, ギターコード, ギタースケール, ギターチューニング, ギターピック, ギターメーカー, ギターリペア, ギター初心者, ギター弦, ギター練習, グルーヴ, コントロール系, シンセサイザー, シンセ系, シーケンサー, シールド, スイッチ, スケール, ストローク, スピーカ, ダイナミクス系, ダイレクト, ディストーション, ディレイ, トレモロ, トレーニング, バイパス, パッチ, ビギナー, ピアノ, ピッチシフター系, フィルター系, フィンガー, ブランド, プラグイン, ベース, ベースエフェクター, ベースチューニング, ベースピック, ベース初心者, ベース弦, ベース練習, ボックス, マシン, マルチエフェクター, ミュート, メンテナンス, モジュレーション系, リズム, リズムトレーニング, リハ, リハーサル, リペア, ルーパー, 初心者, 基礎, 弦, 弦交換, 張り替え, 応用, 打ち込み, 指, 挫折, 歪み系, 爪, 空間系, 練習, 電源
〜本件に深く関連するリンクがありますので、こちらも併せてぜひご覧ください〜
Voice of the developer -Qactus開発者の声-
『進化するコードダイアグラム【1upStage用コードブック】永久保存版』
http://qactus.jp/blog/archives/1998
Voice of the developer -Qactus開発者の声-
[向上意欲に限界を作らずQactus卒業へ導く機能]
http://qactus.jp/blog/archives/275
QactusCoreユーザーの皆様へ
Qactusを使って指1〜2本程度で楽曲を弾くことができる「QactusCore」で、ギターの楽しさを味わっているうちに、当然「余力」のようなものが出てくるはず。
それはつまり成長の証なのですが、「QactusCoreの使い方」のページにある解説映像によると「QactusCoreの指使いに慣れてきたら、試しに好きな登場コードをひとつだけ選び、本来のコードフォームに変えて演奏してみましょう」とあります。(6分20秒〜)
ここから本来のコードフォームへと進化させる段階(=1upStage)へと突入していく訳ですが、そもそも「本来のフォーム」が何なのか分からないというビギナーのために、念のため触れておきます。
「本来のコードフォーム」は常に表示されている
QactusCoreでは「歌詞&コード」サイトを参照しながら楽曲を奏でていきますが、通常そのサイトには本来のコードフォームが掲載されています。
これらを参考にし、現在押さえているポジションに対し、可能なポジションを追加していくことで、自分のペースでひとつひとつ「本来のコードフォーム」に近づけていくことができます。
本来のコードフォーム、一覧
とは言え、指使いまでをきちんと表記しているサイトはほとんどありません。
Qactusを使ってのレベルアップ(=1upStage)において、指使いは大変重要です。
ここで改めて、QactusCoreに登場するダイアグラムをリストアップしておきますが、ここには「どう進化すべきか」が明確に記載されています。
以上です。
さて、勘のいい人やあるいは既に1upStageの表記方法を知っているという人は問題ないかも知れませんが、よくわからないという人のために、1upStageに関する表記の解読方法を記載しておきます。
これらの情報を理解しておけば、それぞれのさじ加減でコードフォームを進化させることができるかと思います。
1upStageの特殊コード、セーハ(=バレーコード)
Qactusには、1upStageの基本ルールである「黒丸に白い記号を追加」とは例外となる特殊コードが3つあります。
・Cm
・Gm
以上3つのコードのみ、レベルアップの際に少々ルールが変わります。
実際にダイアグラムを見てみましょう。
「白い記号」の「指番号1」と、「黒丸」の「指番号1」の位置が異なっていますね。(指番号1 = 人差し指)
ということは「黒丸に追加する」という1upStageの基本ルールは通用しません。
1up stageでレベルアップする際は「黒丸」のことは一旦忘れ、改めて「すべての白い記号」を押さえ直します。
つまり、「黒丸のみ」か「白い記号のみ」、いずれかのフォームでなければならないのが、この3つの特殊コードの特徴。
ステップとして好都合な「Bm」「Cm」「Gm」
バレーコードをマスターするために、Qactusではこれらの特殊コード「Bm」「Cm」「Gm」でトレーニングを積むことを推奨します。
このように、バレーコードに挑む際、まず「Bm」の壁をしっかり越えていくことを、以下の理由でQactusは強く勧めています。
- セーハ(=人差指一本で複数の弦を押さえる技術)を1フレット上で行なう「F」は、2〜2フレット上で行なう「Bm」「Cm」「Gm」に比べてテンション(=弦の硬度)が高く、ビギナーのバレーコード導入にはハードルが高い
- 更に「Bm」「Cm」は、最もテンションの高い(=最も弦の太い)6弦を押弦しないため、「F」よりも人差指への負担が少ない
- 「F」に比べ、「Bm」「Cm」はQactusが得意とするキーに対して「押さえなければいけないポジション」が少ないため、「黒い記号」と「白い記号」とに分け、1upStageの特徴である「段階的にコードフォーム形成をマスターすること」が可能
見ての通り、先ほどの「白い記号」が、「黒い記号」と「白い記号」とに分けられているのがわかるでしょう。
ひとまず「黒い記号」さえしっかり押さえられれば、基本的には調和するので、セーハに慣れるまではしばらくこの「黒い記号」のみでトレーニングを積み、慣れてきたら「白い記号」をひとつずつ追加していき、最終的には本来の「Bm」「Cm」「Gm」のいずれかを完成させてください。
「確実にBmかCmかGmが押さえられる感覚」さえ指に宿れば、「F」の壁を越えるのは時間の問題。
1upStage(1アップ・ステージ)
http://qactus.jp/jp/1up/
【関連リンク】
『進化するコードダイアグラム【1upStage用コードブック】永久保存版』
http://qactus.jp/blog/archives/1998
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