QactusCore-カクタスコアの簡単コードを進化(=1upStage)させる方法

QactusCore-カクタスコアの簡単コードを進化(=1upStage)させる方法

〜本件に深く関連するリンクがありますので、こちらも併せてぜひご覧ください〜

Voice of the developer -Qactus開発者の声-
『進化するコードダイアグラム【1upStage用コードブック】永久保存版』
http://qactus.jp/blog/archives/1998

Voice of the developer -Qactus開発者の声-
[向上意欲に限界を作らずQactus卒業へ導く機能]
http://qactus.jp/blog/archives/275

QactusCoreユーザーの皆様へ

 
Qactusを使って指1〜2本程度で楽曲を弾くことができる「QactusCore」で、ギターの楽しさを味わっているうちに、当然「余力」のようなものが出てくるはず。

それはつまり成長の証なのですが、「QactusCoreの使い方」のページにある解説映像によると「QactusCoreの指使いに慣れてきたら、試しに好きな登場コードをひとつだけ選び、本来のコードフォームに変えて演奏してみましょう」とあります。(6分20秒〜)

ここから本来のコードフォームへと進化させる段階(=1upStage)へと突入していく訳ですが、そもそも「本来のフォーム」が何なのか分からないというビギナーのために、念のため触れておきます。
 
 
 

「本来のコードフォーム」は常に表示されている

 
QactusCoreでは「歌詞&コード」サイトを参照しながら楽曲を奏でていきますが、通常そのサイトには本来のコードフォームが掲載されています。

これらを参考にし、現在押さえているポジションに対し、可能なポジションを追加していくことで、自分のペースでひとつひとつ「本来のコードフォーム」に近づけていくことができます。
 
 
 

本来のコードフォーム、一覧

 
とは言え、指使いまでをきちんと表記しているサイトはほとんどありません。
Qactusを使ってのレベルアップ(=1upStage)において、指使いは大変重要です。

ここで改めて、QactusCoreに登場するダイアグラムをリストアップしておきますが、ここには「どう進化すべきか」が明確に記載されています。
 

以上です。

さて、勘のいい人やあるいは既に1upStageの表記方法を知っているという人は問題ないかも知れませんが、よくわからないという人のために、1upStageに関する表記の解読方法を記載しておきます。

これらの情報を理解しておけば、それぞれのさじ加減でコードフォームを進化させることができるかと思います。
 
 
 

1upStageの特殊コード、セーハ(=バレーコード)

 
Qactusには、1upStageの基本ルールである「黒丸に白い記号を追加」とは例外となる特殊コードが3つあります。

・Bm
・Cm
・Gm

以上3つのコードのみ、レベルアップの際に少々ルールが変わります。
実際にダイアグラムを見てみましょう。

「白い記号」の「指番号1」と、「黒丸」の「指番号1」の位置が異なっていますね。(指番号1 = 人差し指)

ということは「黒丸に追加する」という1upStageの基本ルールは通用しません。
 

1up stageでレベルアップする際は「黒丸」のことは一旦忘れ、改めて「すべての白い記号」を押さえ直します。

つまり、「黒丸のみ」か「白い記号のみ」、いずれかのフォームでなければならないのが、この3つの特殊コードの特徴。


 
 
 

ステップとして好都合な「Bm」「Cm」「Gm」

 
バレーコードをマスターするために、Qactusではこれらの特殊コード「Bm」「Cm」「Gm」でトレーニングを積むことを推奨します。

このように、バレーコードに挑む際、まず「Bm」の壁をしっかり越えていくことを、以下の理由でQactusは強く勧めています。

  • セーハ(=人差指一本で複数の弦を押さえる技術)を1フレット上で行なう「F」は、2〜2フレット上で行なう「Bm」「Cm」「Gm」に比べてテンション(=弦の硬度)が高く、ビギナーのバレーコード導入にはハードルが高い
  • 更に「Bm」「Cm」は、最もテンションの高い(=最も弦の太い)6弦を押弦しないため、「F」よりも人差指への負担が少ない
  • 「F」に比べ、「Bm」「Cm」はQactusが得意とするキーに対して「押さえなければいけないポジション」が少ないため、「黒い記号」と「白い記号」とに分け、1upStageの特徴である「段階的にコードフォーム形成をマスターすること」が可能

見ての通り、先ほどの「白い記号」が、「黒い記号」と「白い記号」とに分けられているのがわかるでしょう。

ひとまず「黒い記号」さえしっかり押さえられれば、基本的には調和するので、セーハに慣れるまではしばらくこの「黒い記号」のみでトレーニングを積み、慣れてきたら「白い記号」をひとつずつ追加していき、最終的には本来の「Bm」「Cm」「Gm」のいずれかを完成させてください。

「確実にBmかCmかGmが押さえられる感覚」さえ指に宿れば、「F」の壁を越えるのは時間の問題。

1upStage(1アップ・ステージ)
http://qactus.jp/jp/1up/

 

【関連リンク】

The Voice Of Developer -Qactus開発者の声-
『進化するコードダイアグラム【1upStage用コードブック】永久保存版』
http://qactus.jp/blog/archives/1998